マウンティングはなぜ起こるのか?
マウンティングはなぜ起こるのか?それは、ある一定の集団に依存したがる人間の心理ではないでしょうか。
その場所にいられなくなったらどうしようという不安から、自分がそこに存在する価値や意義を表す行動がマウンティングに繋がっているのかもしれません。
その自分の存在を示すために、相手をマウント(私はあなたよりスゴイ)と威嚇したがるということです。
姑は嫁をなぜマウンティングするのか?
たとえば姑が嫁をマウンティングするのも、姑は
「あなたより私のほうが息子のことをよく分かっている」
と言いたいのかもしれません。
今までは、母親という役目があった姑も、嫁という存在で息子に世話を焼く役目が終了します。
そうなると、姑(母親)は、
お役御免になり息子にとっての存在価値がなくなるのではないだろうか?
嫁に居場所を奪われるのではないだろうか?
と不安になります。
そこで、
「私(姑)がいないと息子は困る」
ということを嫁に示すために、私はあなたよりスゴイとマウンティングしたいのかもしれません。
会社のお局様が女子社員をマウンティングする心理とは?
お局様が若い女子社員をマウンティングしたがるのも、存在を確保したいからかもしれません。
新しく女子社員が入ってくることで、
自分より仕事ができるのでは?
私の仕事が奪われるのでは?
と不安になるお局様もいるでしょう。
その不安を払拭するために、マウンティングという行動に出てしまうのです。
「〇〇さんがいないと仕事が進みません」
と言って欲しいのかもしれません。
マウンティングされないコツとは?
マウンティングされないコツは、環境や状況によって違います。
たとえば、あなたは私よりスゴイと威嚇してくる人には、あなたにとって私は無害ですということを表すといいでしょう。
無害を表すには、あなたに興味はない、あなたとは違ったカテゴリー(枠)に属していますということを表すと効果的です。
この人は自分にとって無害だと分かると、相手も安心します。
マウンティング心理のまとめ
会社や家族など、集団社会で過ごす場合はどうしても自分の居場所を確保したがるのは人間の心理として当然です。
ただ、自分の居場所がなくなるのでは?
と不安にかられる場所に属することに意味があるのでしょうか。
人をマウンティングする強気な姿勢があるのであれば、その意気込みを心の自立に使うほうが賢い自分磨きになるのではないでしょうか。